企画詳細
DAY 1 8/28(Fri.)
Opening Remarks
13:00-13:15
Rebecca Levy
NASA Asia Representative
レベッカ・レヴィ氏は、東京の米国大使館を拠点とするNASA(アメリカ航空宇宙局)アジア代表として、日本およびアジア太平洋地域におけるNASAプログラムの調整を担当しています。また、アジア地域の航空宇宙関係者との連携業務や、関連会議・公式出張の窓口としての役割も担っています。
2016年のNASA入局後は、ゴダード宇宙飛行センターやNASA本部の国際・政府間関係室などでキャリアを積み、宇宙科学分野の国際チームの運営・調整に携わりました。各国とのパートナーシップ構築や国際協定の交渉に尽力し、その功績により特別功労賞をはじめとする複数の表彰を受けています。
NASA入局以前は、ワシントンD.C.を拠点とする青少年育成の非営利団体にて国際連携を主導していました。
パネルディスカッション 1
13:20-15:00
「月面建設需要を起点とした
月物流を考える」
本企画は、月面探査・科学・将来の建設を支える月輸送のあり方について議論するパネルディスカッションです。現在、輸送技術や月面利用技術はそれぞれ発展していますが、それらを横断的につなぐ議論の場は十分に整備されていません。本企画では、宇宙輸送事業者、建設事業者、JAXA・政府関係者が一堂に会し、科学・探査から将来の月面建設までを見据えた輸送の課題や方向性を議論します。分野を越えた相互理解を深め、将来の月輸送インフラや規格設計につながる議論の第一歩となることを目指します。
Speaker

高野 晴
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ワークショップ 1
15:10-17:40
「宇宙ビジネスにおける知的財産の
オープンクローズ戦略とその有効性」
宇宙空間の商業利用が進む中、宇宙ビジネスにおいては、技術開発だけでなく、知的財産をどのように保護し、活用するかが重要になっています。多額の開発費と高いリスクを伴う宇宙産業では、知的財産の扱いが事業の競争力や成長可能性を左右するためです。
3年目のメンバーが企画する本企画では、宇宙ビジネスにおいて知財戦略が求められる背景を整理するとともに、自社の技術をどのように守り、活用し、事業につなげていくかを考えます。本企画を通じて、事業や市場の形成を支える知財戦略について理解を深めていただければ幸いです。
Speaker
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ポスターセッション
17:50-19:30
宇宙開発が社会の中で存在感を増し、通信や測位、防災、安全保障、地球環境問題への対応など、私たちの生活を支える不可欠な基盤となりつつある現在、「宇宙に関わる」ということの形も大きく広がっています。近年、宇宙工学に限らず、宇宙建築・宇宙医学・宇宙法政策・宇宙ビジネス・広報・教育活動など、多様な分野から宇宙を捉え、それぞれの関心と専門性をもって活動する学生団体が各地で生まれています。
本企画は、そうした学生団体の活動内容や問題意識、宇宙への向き合い方を発信・共有することを目的として開催いたします。分野や大学、活動形態の異なる学生同士が互いの取組みを知り、交流や意見交換を行うことで、新たなつながりや協働の機会を生み出す場とします。
また、本企画では学生間の交流にとどまらず、宇宙分野や関連分野で活躍する社会人の皆さまにも、学生団体の活動や学生ならではの視点を知っていただくことを目指します。学生の自由な発想や実践的な取組みを社会に開き、今後の宇宙開発を担う多様な人材や活動がより広く認知され、発展していくきっかけとなる場を創出します。
Speaker
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DAY 2 8/29(Sat.)
パネルディスカッション 2
12:30-14:30
「いざというとき、地球観測衛星に
何ができる?
~災害対策・デュアルユース~」
近年、小型衛星コンステレーションの発達や民間事業者の成長により、⾼分解能・高頻度な地球観測が可能になってきています。激甚化する自然災害や緊迫化する国際情勢を受け、さらなる備えが求められる現在、宇宙インフラの役割も新たな局面を迎えつつあります。宇宙技術を、災害対策や安全保障という有事への備えと普段の社会活動の双方に活用するには、どのようなことが求められるのでしょうか。社会実装過程におけるデュアルユースが持つ課題を軸に、パネルディスカッションを通して、将来の日本に最適な衛星利用のあり方を探ります。
Speaker
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ワークショップ 2
14:40-17:00
「20XX年国際宇宙エレベーター
建設会議」
これまで多くのSF作品で近未来の宇宙建造物として描かれてきた宇宙エレベーター。地球と宇宙をケーブルで繋ぎ、低コストかつ安全に人やものを運ぶことができる、夢の建造物です。一方で、その実現には技術的な壁のみならず、法制度や国際政治など、宇宙という特殊な環境に由来する多くの課題が存在します。
では、こうした可能性と課題の双方を踏まえ、宇宙エレベーター建設の意義はどのように考えられるのでしょうか。 本企画では、「もし宇宙エレベーターが実現できるとしたら?」を中核に据え、宇宙エレベーター建設の社会的意義について、模型制作と会議形式のロールプレイを通してさまざまな立場から考えます。
Speaker
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ワークショップ 3
17:10-19:10
「アフリカ宇宙開発における
『エコシステム設計』」
本企画は、アフリカ宇宙開発を題材として、宇宙業界における「エコシステム設計」という壮大な問いに正面から向き合います。アフリカ大陸では現在、20カ国以上が独自の宇宙プログラムを保有する一方、データ主権や軌道権、資金構造をめぐる制度設計は未だ整備されておらず、大陸規模での統合は思うように進んでいません。その根底にあるのは、資金や技術の不足ではなく、各ステークホルダーの利害構造が本質的に非対称であるという現実です。本企画では、参加者が現地政府・大陸機関・国際機関・スタートアップ・外国資本などのロールを担い、あらゆるステークホルダーが交錯するシナリオのもとで交渉を体験します。利害の板挟みとなる当事者として、「なぜ合意できないのか」という構造を体感しながら、エコシステムを自走させるための制度条件を探っていきます。
Speaker
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DAY 3 8/30(Sun.)
パネルディスカッション 3
12:30-14:00
「宇宙開発における競争政策・
法のあり方」
本企画では、宇宙開発の民間主導化が進む中で、宇宙へのアクセスを支える事業において、特定企業への集中が進んでいく可能性に注目します。こうした集中は、ある特定のサービスを利用する分野において、事業の低価格化や供給の安定化により新規参入を促す一方で、後発企業の参入機会を狭め、利用者の選択肢を制約することで、健全な競争環境を損なうおそれも存在します。以上を踏まえ、集中がなぜ生じるのか、その集中がどのような競争上の懸念に繋がりうるのかを整理した上で、健全な競争環境をどのように維持していくべきかを議論します。
Speaker
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パネルディスカッション 4
14:10-16:10
「他天体活動のルール形成
〜アダプティブガバナンスと
日本の戦略〜」
月・火星に代表される他天体上での活動が国際的に本格化し、商業化の進展により民間事業者が主要プレイヤーとなるなか、宇宙開発の問いは「なぜ行くか」から「どう社会を築くか」へと変わり始めています。
しかし、それを支える国際ルールの整備は黎明期にあり、現状では条約による合意形成も困難なうえ、安全区域や将来世代の利益といった概念も曖昧なままです。
本企画では、アダプティブガバナンスという分析軸を用いて、資源活動や有人活動などの将来的に想定される論点を検討します。これは、事業者やアカデミアの知見を継続的に反映させ、拘束力のない原則からルールを具体化していくアプローチを指します。
多様なアクターを登壇者として迎え、実態に即したルールのつくり方とそのルール形成において日本が果たしうる役割について議論します。
Speaker
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パネルディスカッション 5
16:20-18:00
「宇宙開発と物語作品の
関係性について」
専門的で遠い存在とされがちな宇宙開発。だからこそ、それを題材とする「物語作品」は人々が宇宙開発を身近に捉え、新たな視点から考えるきっかけとなり得ます。
では、物語という媒体だからこそ人々に与えうる気づきや、現実社会にもたらしうる価値には、一体どのようなものがあるのでしょうか。
本パネルディスカッションでは、宇宙開発を題材とする物語作品と現実社会を結ぶ数々の議論を紐解き、宇宙開発の物語化が持つ力とそれによって切り開かれる新たな未来の可能性に迫ります。
Speaker
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